子供の健康

野菜好きの子供にするための離乳食の工夫。野菜嫌いにならないには最初の一歩が大切!

私は食べられないものがたくさんあります。
好き嫌いのとても多い子供でした。
大人になって、誰かとお食事をするとき、なんでも好きでパクパク食べられない自分を恥ずかしく思ったものでした。

そんなわけで、子供が生まれた時、
絶対自分のようにはならせないようにと、意識しました。

野菜嫌いにしないためには

野菜嫌いにしないためには、、、これはとても簡単です。
野菜が好きになるまで、野菜しかあげないのです。

離乳食ってお米から始めますよね?
おもゆ→10倍粥→みたいに。
次のステップとして、お野菜にいきますよね?
ここで、野菜をパクパク食べるまでは、次に行かないという決心が必要です。

よく、バナナを最初からあげるとか、食べやすいから果物をあげるとか聞きますが、
果物は生で食べるとすると、赤ちゃんにはまだ少し難しいケースもあります。
特に両親がアレルギーを一つでも持っている場合は、食物アレルギーの危険もありますので、いきなり果物を生であげるのは危険です。

お粥を食べて、お野菜を数種類は食べられるようになって、白身魚を煮たもの、赤身のお魚を煮たもの、大豆製品、お肉を煮たもの、この辺りまでしっかり食べられるようになってから、ヨーグルトや果物で十分です。

おやつにも食べられるようなものは、赤ちゃんにとっても、とても美味しいものです。
また味も濃い。
そんなものに慣れてしまっては、野菜に飛びつかなくなるのは当たり前かもしれません。

野菜を好きになるには、コツがあります。

離乳食作りは茹でこぼしから

野菜の何がダメって、青臭さとか、えぐみとか、苦みとかではないでしょうか。
離乳食の最初の段階では、栄養価が落ちても構わないので、細かく微塵切りにした野菜を茹でこぼします

最初はすりつぶすという方もいると思いますが、これだと茹でこぼせないので、みじん切りがおすすめです。
すりつぶさなくても、くたくたに煮てあげれば大丈夫です。

例えば、白菜をよくみじん切りにして、たっぷりのお湯で茹でこぼす。
この工程をあらゆるお野菜に対してしました。

出し汁で煮るだけで味付けはいらない

茹でこぼした後、かつお節で出しをとった出し汁でよく煮る
これだけで離乳食は十分な味付けになります。

お塩やお醤油などの調味料は、当分要りません。
まずは、こんぶかかつお節、または混合で出し汁を丁寧にとって、それで煮るだけで十分です。

我が家の姉妹は、昆布出しが苦手のようで、昆布出しで煮た野菜は食べませんでした。
食が進まない場合は、出し汁の種類をかえてみるのもアイディアかもしれません。

離乳食の下準備は大人が他にもいる時に

離乳食の準備はとにかく、時間がかかりますよね。
みじん切りだって、かつお節から出し汁をとるのだって。
1つ1つを聞けば大したことなくても、間でおむつ替えや、授乳、その他いろーんな用事がある中で、泣いちゃう赤ちゃんの相手もしつつ、、兄弟がいる場合はそっちの世話も、、こんな状況で毎日離乳食を準備していては、ママはスーパーマンでない限り、へばっちゃいます。

私は離乳食の下準備は夫のいる週末にまとめてやりました。
野菜を5種類くらいみじん切りにして、出し汁で煮て、一回分ずつに分けて冷凍しておきます。

実際食べさせる時は温めてお粥と混ぜたり、お汁に入れたりと仕上げの段階のみの調理にすると、楽でした。

メニューを決めてしまい、ルーティンに

離乳食のメニューもいちいち考えるのは面倒。
また、下準備の段階である程度決まってないと準備できません。

一週間のメニューをだいたい決めてしまって、書いておいて、その通りに仕上げていくと毎日の食事がぐっと楽になります。

最初はもちろん、お粥のみ。
次は、お粥とお野菜一品。
→お粥とお野菜二品。(そのうちの一つは野菜粥でお粥と一緒に)
→お粥とお野菜二品と白身魚
→お粥とお野菜二品と白身魚、お汁

お野菜二品となる時は、1つは葉の物。白菜、ほうれん草、小松菜。もう一つは人参やかぼちゃ、さつまいもなどの、いわゆる煮物になるお野菜、とだいたい決めておくとメニュー作りが楽です。

また、離乳食作りで役立つのが枝豆。これはみじん切りの手間がほとんどかからないのと、お粥に混ぜてもよし、それだけたべてもよし、汁物に入れてもよしの大活躍食品でした。

袋菓子は美味しすぎる!

育児はとにかく忙しいので、つい、袋菓子をびりっと開けてお菓子の時間を過ごしたくなりますが、市販の袋菓子はとっても美味しいのです!美味しすぎる。塩味もあるし、甘くもある。

これは魅惑的すぎて虜になってしまうので、どんなに子供用と書いてあっても、ぐっとこらえて、野菜が好きになるまでは、他の食材も大好きになってパクパク食べるようになるまでは、袋菓子は子供が寝た後のママのお楽しみにしましょう。

離乳食の間はミルクまたは母乳をおやつ代わりにあげたりもすると思うので、おやつにお菓子を食べだすのは、一歳過ぎてからですよね?
一歳過ぎていれば、果物も食べているでしょうし、チーズなども食べていると思いますので、おやつは果物とチーズで十分だと思います。

我が家の長女は2歳まで、おやつは、ミニトマトと果物とチーズという組み合わせが大好きでした。

たまに、バナナケーキを焼いておいたり、スィートポテトを焼いておくと飛び上がって喜んで、特別感も楽しんでいました。

我が家では、今でも、普段は袋菓子をびりっとはあまりしません。

5歳まではチョコレートはダメ、飴は7歳の今でもほとんどあげません。
すごく頑張った時やすごく疲れている時、旅行の時、クリスマスの時、誕生日の日など、一年に限られた回数しか甘いお菓子は出しません。

ただ、どんなこともやりすぎは禁物。
お友達がたくさん集まった時は、まわりのお友達が食べるものを子供にも食べさせます。
それは、そのお菓子を食べることによって虫歯になる危険が上がったり、食欲が満たされて夕飯が食べられなくなることより、みんなと食べられない気持ちの寂しさの方が不健康につながると思っているからです。

ゆるく、ポリシーを大切にされたら良いのではないかと思います。

まとめ

私の人生の反省から、子供の離乳食を始めたわけですが、我が家では、現在4歳の次女は、紫蘇も長ネギもなんでも食べます。長女は、きゅうりが苦手だったものの、給食が始まったら、栄養士の先生の工夫が素晴らしくて、大好きになりました。

夫や子供達の食事の仕方、食べ方を見ていると、本当に羨ましくなります。
なんでも、美味しそうに食べることが、どれだけ人生において、周りの人を、作った人を気持ちよくさせるか痛感します。

野菜は栄養価が高いため、味が濃いのです。
それを茹でこぼすことによって薄めて、出し汁で煮て野菜を食べることに慣れさせてみてください。

一度好きになれば、茹でこぼさなくても大丈夫になりますし、野菜が美味しい!という感覚さえ身につけば、新しい野菜に出会っても、好奇心が先に立って、苦手意識は芽生えないと思います。

しぇんこ

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